太陽光発電とオール電化住宅

住宅用太陽電池

 

 

 

オール電化住宅を新築したり全面リフォームするのは、なかなか多くの人がすぐにできることではありません。そこで、順次、設備を整えていこうと考えることになるわけですが、そんなニーズに答える住宅用太陽電池も各社から登場しています。

 

 

京セラでは既に約30年にわたって太陽電池の開発に取り組んでおり、一般住宅はもとより、大規規模な公共、産業用まで多くの実績があります。家庭用のタイプは現在4種類あり、ベーシックなものでは「エコノルーツ・タイプR」と「エコノルーツ・タイプG」を展開しています。これらは屋根置き型としては高性能な後付け型の製品で、特にタイプRは切り妻屋根の和風住宅にも対応しています。

 

 

スペース重視型は「サムライ」で狭い場所に対応します。屋根材と一体になったタイプもあり、「ヘイバーン」といいますがこれは新築用です。京セラでは、パナホームのエルソラーナ、積水ハイムのおひさまハイム、旭化成ホームズの発電ヘーベルハウス、ミサワホームのスマートスタイルゼロなど、住宅各社のエコ住宅にも採用されており、「ヘイバーン」を中心にカタログにも載っています。

 

 

シャープの太陽光発電も今や主力事業で製品にも力が入っています。シャープの製品はモジュール単位の高効率を訴求点にしており、実際業界ナンバー1の変換効率である14.4%という数値を達成しています。これによって限られた屋根などのスペースを最大限に生かそうというもので、小さなモジュールの組み合わせによって、あらゆる屋根に対応させるのが特徴です。こうしたいわゆる単品での導入が可能ならば、自宅での太陽光発電も、かなり身近なものになるはずです。